iPadで在宅勤務 節電効果は



 システム構築に当たっては、自社業務に合わせた改良より、「一気に全面導入すること」(吉岡課長)を優先した。通信設備を24時間稼働させる通信事業者は製造業などに比べ節電対策はオフィス部分などに限られるが、自社の携帯情報端末を活用した在宅勤務システムを全面導入することなどで、業務形態の変革も成し遂げた。会議前の情報共有で会議の効率も向上したという。

 5月まではソフトバンクテレコム社内で運用していたが、これをパッケージ化して外販を始めた6月にはグループ企業に全面導入。現在はソフトバンク本体のほか、テレコムとモバイル、BB、ウィルコムの5社、約2万人が利用している。

[フォト] 住友生命の社内会議は「紙」からiPadへ

 昨年冬、ソフトバンクは米アップルのスマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」やタブレット型端末「iPad(アイパッド)」をグループ主要企業に配布し始めた。節電や事業継続計画(BCP)の重要性が高まったことに対応し、ソフトバンクテレコムが開発した在宅勤務支援システム(Daas)「ホワイトクラウド デスクトップサービス」をグループ主要企業に全面導入することにした。オフィスのペーパーレス化だ。在宅勤務の支援機能に加え、災害時を想定したBCPとしても活用できる。

 資料作成が激減したことで「社内向けの資料配付は8〜9割減ったのではないか」(吉岡課長)と実感。(芳賀由明)




 ソフトバンク総務企画部の吉岡紋子リソース管理課長は「クラウド対応した業務システムをアイパッドでいろいろ試していた時期に震災が起きてBCPへの対応が急務になり、在宅勤務システムと連携させることになった」とシステム開発の経緯を説明する。そのため、カスタマイズなどにかかる余計な時間を省き、短時間で全社稼働にこぎ着けた。アイパッドとDaasを連携利用したことによる直接的な節電効果は3%減と大きくはない。しかし、波及効果としてデスク用スタンドやプリンター、コピー機の省エネモード設定などによるOA機器の総合的な電力使用量は、本社ビルの場合、昨年のピークだった8月24日(午後2〜4時)に比べ11%減少した。

 ソフトバンクグループ全体の今夏の節電は前年比39%減を達成した。

 Daasは、パソコンと同じ操作環境をアイパッドなどの端末で実現した。吉岡課長は「当初はメールやスケジュール管理程度の利用範囲だったが、アイパッドを日常的に使うようになって会議の前の資料も端末で情報共有するようになり、紙による資料配布が激減した」と予想外の効果を説明。電力不足は今冬、来夏も続きそうな情勢だが、ソフトバンクのオフィス節電策は環境対策としても効果を発揮したようだ。パソコンを持ち運ぶ必要がなく、自宅でも出張中でもオフィスにいるときと同様の作業ができる。ペーパーレス化による環境保全効果を集計中という。他の企業と同様、空調温度設定の上昇、照明用電力などの節減の節電効果が大きい。【すごいぞ!ニッポンのキーテク】 産業界を挙げて節電に奮闘した今夏、ソフトバンクグループは自社製品を徹底活用することで、本社ビルでは昨夏に比べ4割以上の使用電力量削減に成功した。いずれも事務作業に活用するためだが、作業中に東日本大震災が発生。

 在宅勤務の導入は、副次的効果ももたらした。


オレ流「あいつらのおかげ」

負けたのは残念だけど、悔いはない。先発・山井がピンチを招くと、すかさず小林正にスイッチした。打線の調子が上がらない中での戦い。ベンチでは表情を変えず、がむしゃらに投手をつぎ込んで勝利へのあくなき執念を見せた。

 「いい8年間だった。最後までオレ流の采配を貫いた。


。花道は飾れなかったが、表情は穏やかだった。3回無死満塁。大したもんだ」

 ラストゲーム。リードを許す展開ながら、その後もネルソン、浅尾、岩瀬…。中日監督として最後の試合、最後のユニホーム姿。そんな中で、いかに勝利への細い糸をたぐり寄せるか。計9得点、打率・155はシリーズワースト記録だ。この状態でここまで連れてきてくれたのは、あいつらのおかげ。◇日本シリーズ第7戦 中日0―3ソフトバンク(2011年11月20日 ヤフーD)

【写真】スタンドのファンに別れを告げる落合監督

 試合終了の瞬間、落合監督は静かにグラウンドに背を向けた。その左腕が川崎に押し出し四球を与えて先制点を献上。


生活習慣病に深く関係しているのは?

食生活はがん発生原因の30%に関わっているとする報告もあり、食の欧米化との関連性が強いのは乳房や前立腺や大腸のがんであると考えられている。また塩分の摂取過剰、野菜の摂取不足なども原因とされ、このような食生活の状況を改善することを目的として「食生活指針」や「食事バランスガイド」などが策定されている。総じて、いわゆる「食生活の欧米化」や、運動不足、タバコの煙が強く関連している。財務省が日本たばこ産業の株の半数以上を保有しているため、喫煙規制や禁煙に関する動きが進みにくかった。 「健康日本21」では、食生活、運動、タバコなどの項目について一次予防に重点に置いて目標値を定め実行を推進している。 ●食生活と生活習慣病 食生活を見ると、炭水化物の摂取量が減少し、それを埋め合わせるための動物性食品や脂っこく甘い菓子や甘い飲料の消費量の増加が原因とされる。<生活習慣病に深く関係しているのは?> ●生活習慣病に深く関係しているのは? 生活習慣病は、かつて成人病と呼ばれたように、一般に30〜40歳代以上の世代から発症しやすくなる。タバコもがん発生原因の30%に関わっているとされ、もっぱら肺がんに関連しているが口腔や尿路のがんの主要な原因でもある。 2003年には、アメリカとカナダの栄養士会は合同で、牛乳や卵も摂取しない完全な菜食においても栄養が摂取でき、また菜食者はがん、糖尿病、肥満、高血圧、心臓病といった主要な死因に関わるような生活習慣病のリスクが減る、認知症のリスクも減ると報告している。 。